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今日の調律は [調律日記]

倉敷市民会館でのコンサート調律でした。

年に一回は調律で訪れる会場です。

調律したのはヤマハのコンサートピアノ。

いつもだとステージ上に設置してから調律するんですが、

今日は諸事情によりピアノ庫の中での調律。

kura01.jpg

舞台のセッティングが出来たらステージに動かされるので

「動かしても狂うなよ!」と気を込めながらの調律(笑)

kura02.jpg

 本番は明日の日曜日、けっこうドキドキです(^^;) 


ピアノ椅子用マット [調律日記]

調律に行って時々聞かれるのが

「ピアノの椅子の下に敷くマットでなにか売ってないんですか?」

 いままでは

 「ホームセンターとかで適当なのを見つけて買ってください」

と答えていたんですが

どうやら発売されたみたいなんです、ピアノ椅子の下に敷くマット。

matto.jpg 

お値段も1575円と割りとお手軽、いかがでしょうか?


今日の調律 [調律日記]

この前の土曜日に調律に行ったのは岡山市民文化ホールという会場で

このホールで毎年3月に行われているコンサートの調律でした。

このホールにはヤマハとベーゼンドルファーの2台のグランドピアノがあるんですが、

今回使ったのはベーゼンドルファーのセミコンサートピアノ。

 piano001.jpg 

 

ピアノって普通は鍵盤の数が88鍵なんですが

 このピアノは低音部に蓋があって

piano002.jpg

その蓋を開けると更に4つの鍵盤が隠れてるという 

全部で92鍵のグランドピアノなんです。(面白いでしょ?)

piano003.jpg 

この4つの鍵盤が今まで使われたことが有るのかるかどうかは分かりませんが

やはりそこに鍵盤があるので当然調律もするんです。

ベーゼンドルファー(今はヤマハですが)、

このピアノはとっても調律しやすくて僕の好きなピアノなんですわ。 


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鍵盤ハーモニカ [調律のお話]

今日はピアノじゃなくて鍵盤ハーモニカのお話。

わたくしが所属してるのは鍵盤技術部なので、ピアノだけじゃなくて鍵盤のある楽器はなんでも修理するんです。

 例えば、大きい楽器だとパイプオルガンの調律&修理とか、あとは学校にあるオルガンとかエレクトーンとか、家庭にあるキーボードとか鍵盤ハーモニカなどなど。

 

さて、小学校に入学するとみんなが使うようになる鍵盤ハーモニカ。

鍵盤ハーモニカって、中に金属でできたリードプレートという部品があって、それが息を吹き込むことによってリードが振動して音が出る仕組みなんです。

問題はその金属製のリードプレート、これね。

kenha04.jpg

 

息を吹き込むことによってリードプレートの表面に小さな水滴が付くんです。

水滴は10秒も鍵盤ハーモニカを吹いてるとプレート全体にびっしりと付きます。

(多分、冬の寒い日に窓ガラスに水滴が付くのと同じ原理かな?) 

金属に水滴が付くと、当然長い年月(3~5年)をかけて錆が出てくるんです。

これが錆びたリードプレートね。

kenha03.jpg

凄いでしょ?(^^); 

当然こうなると音の鳴らない鍵盤が出てきたり、全体の音程が狂って気持ち悪い音になったりするんです。

これはリードプレートを新しい物に交換すれば直るんですが、鍵盤ハーモニカは中が見えないので実際に自分の鍵盤ハーモニカの中がどういう状態になってるかが分からないんですよね。

音が出なくなったり和音が気持ち悪い響きになってきたらリードプレートが錆びてきてると思ってください。

早いもので買って3年もすれば錆が出てきますからね。

新しいリードプレートに交換した状態がこれ。

kenha01.jpg

全然色が違うのがわかると思いますが、「おかしいな?」と思われたら早めの修理をお奨めいたします。

 「鍵盤ハーモニカって壊れない」って思われがちですが、リードプレートって消耗品ですから使ってるうちに異常が出てくる物なんです。

修理はお近くの楽器屋さんへどうぞ。

 

長谷川楽器店HPはこちら 

 

 

 


調律ってどうするの? [調律のお話]

調律って、どうやって音を合わせるの?

 まずは真ん中の「ラ」の音を音叉で合わせるところから始まるんですが

その前に、ピアノに張られてる弦のお話を少しだけ。

ピアノの弦って1つの音につき、低音部には1本、少し音が高くなると2本に 

piano 001.jpg 

 

そして中音部から最高音までは1つの音に弦が3本張られているんです。

piano 002.jpg

 

真ん中の「ド」を中心にして、上のファと下のファの音の間に基本となる音階を作ります。

これを「割り振り」と言うんですが、1つの音につき3本の弦が張られているので

真ん中の弦だけが鳴るように長いフェルトを間に挟んで両側の弦をミュートするんです。

piano 003.jpg

 

これで準備完了!

 あとはラの音を音叉で合わせて、あとは4度とか5度とか6度、3度などの和音を使って音階を作っていきます。

どうやって作っていくかは、難しいので書くのやめときましょうか(汗)

音叉で合わせたラの音とレの音を一緒に鳴らしてレを合わせて、次はレとソを一緒に鳴らして・・・

こんな具合に2つの音を鳴らしながら合わせていくんです。

絶対音感で合わせてる訳じゃないんで、1つの音を聞いただけじゃ分からないんです。

 

こうやって1オクターブの基本となる音階が出来たら、次は真ん中だけ合わせた弦を3本とも同じ音に合わせるんです。

これを「ユニゾン」と言うんですが、この先はまた次回にでも。

 

ではでは、また次回まで。 

 

 


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