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メトロノーム修理 [楽器修理]

今日のお話は、メトロノームの修理のお話し。

メトロノーム、ピアノの練習とかその他の楽器の練習で使う、カチカチとリズムを刻んでくれる「あれ」です。

メトロノームって中を見たら分かるんですが、歯車がたくさん使われてて、時計みたいにとっても繊細な道具なんです。

メトロ.jpg

なので、ぶつけたり落としたりすると左右のバランスがすぐに狂ってしまうんです。

次の動画、振り子の揺れ方が右の方がが大きくて左のふり幅が小さくなってるのが分かるでしょうか?

どうやって直すか、詳しくは書けませんが、ある程度は直すことが出来るんです。

こんな感じに

 

メトロノームはとっても繊細な道具です。

1回落としただけで左右のバランスが狂ってしまうので、大事に扱ってくださいね。 

 

 


新記録?! [調律日記]

昨日の土曜日、岡山市北区足守にある保育園での調律のお話です。

アップライトピアノを譲ってもらって、保育園に移動してからの調律だったんですが

あらかじめ電話で聞いてた情報では、最後の調律が平成6年で1ヶ所鍵盤が上がらない所がある。。。

なんとなくなんですが、ちょっと嫌な予感がしてたんです。

確かな確証があるわけでもなく、なんとなくね。

午後1時20分に保育園に到着して、ピアノを見たらFLORAというメーカー。。。聞いたこと無いなぁ(汗)

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ピアノの上の蓋を開けて中のアクションを見たら、10本ほどハンマーが戻って来ない状態

外装を全部外してアクションを点検したら、その時点でハンマースティックが20本、ウィッペン&ジャックのスティックが10本ほど。。。スティックというのは、アクションが湿気で動きが悪くなってる状態のことを言います。

そして鍵盤を1つづつ弾いて音を出してみたら、音が止まらない鍵盤が2本。

原因はダンパーレバーのスプリングが折れてる事でした。

この時点で僕は「こりゃ長期戦になりそうじゃな」と心を決めたのであります。

まずはアクションのスティックを直していきます。

ハンマーはそのままの状態で直せるんですが、ウィッペンとジャックはアクションを外さないと修理出来ません。

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このての長いこと弾いてなかったピアノのスティック修理って、ピアノを弾くと次から次へと増えていくんです。

なので全部直してはピアノの鍵盤を全部弾いて、また修理しての繰り返しなんです。

結局全部修理が終わったのが午後4時30分、ハンマーが30本・ウィッペンとジャックのスティックが全部で30本くらいあったかな、それにダンパースプリングの交換修理が2本。

普段なにがあっても対応出来るように車の中にパーツを積んでるんですが、、、

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ダンパースプリングは手持ちが少なくてギリギリでした、危ない危ない(焦)

それからいよいよ調律です。

22年間調律してなかったのに、ピッチは奇跡的に438Hz、2Hzしか下がってなかったんで1時間20分ほどで調律終了。

調律するとピアノを弾くことになるので、また新たに出てきたスティック約10本をまた修理します。

そんなこんなで全部終わって車に乗ったのが午後6時50分。。。

作業を始めてから5時間30分!?

今まで1台のピアノをその場で修理&調律した時間の新記録ですな。

ほんまに長い時間、おつかれさまでした。

 


今日の修理 [ピアノ修理]

今日修理に行ったのは岡山市南区にある小学校の音楽室。

12月に修理の依頼があって見積もりに行って、そして今日が修理本番。

症状は写真を見て分かるように、グランドピアノの側面が一部剥がれている。

いち.jpg

 

剥がれた部分を横から見てみたら、明らかに反ってますね。

に.jpg

 

まずはこの反りを直してから修理ということになって、剥がれた部分をお持ち帰りに。

最初はアイロンを当てて木の反りを直したんですが

熱を加えればすぐに真っ直ぐになったんですが、そのまま置いておくと1分もしない内にもとに戻ってしまうんです。

仕方が無いんで逆に反らせた状態で固定してそのまま1週間ほど置いてみたんですが、やっぱり効果は無くて元の反った状態に戻ってしまうんです。

もしかしてこれは「木が反ってるんじゃなくて表面の塗装が縮んで木が反ってるのかも?」という結論に至って、反りを戻すのは諦めて、このまま接着してしまおうということで、今日の修理になったんです。

僕が考えた修理の方法は、ニカワが含まれてる強力な木工用ボンドで接着して、その上から木で押さえ込んで固定してしまう方法。

さん.jpg

明日から小学校は3連休なので、三日間このままの状態で放置して火曜日の朝に取り外しに行く予定。

さてさて、ちゃんと着いてくれるかな?

固定してるベルトを外した瞬間に接着した部分が下にポトって落ちませんように・・・

どうなるか考えただけでドキドキして来たわ(笑) 


とっても苦労しました(汗) [楽器修理]

今日のお話はある小学校でのオルガン修理のお話です。

故障の症状は、鍵盤が1本下に下がったままなのと、ボリュームを上げても音が大きくならないの2つ。

鍵盤が下がってるのは鍵盤を交換して修理終了!

音が大きくならないのは、ペダルを踏むと小さいながらも音量が変わるんですが、スライドボリュームを上げても音量はまったく変わらず小さいまま。。。

 ちなみにこんなオルガンね

organ1.jpg

その日は会社に帰って、1番あやしそうなPNシートを注文してパーツが到着するのを待ちます。

パーツが来て小学校へ行って基板を交換...直りません(汗)

と言う事は、あとあやしいのはPUシートとDMシートの2枚になるんですが

まずは値段の安い方のPUシートを注文

到着してPUシートを交換するもやはり直らず 

念のためにペダルも交換してみるも、やはり直らず

「やっぱりDMシートか」とDMシートを注文・・・ちなみのこのシート、2万円超のとってもお高いシートなんです。

そしてDMシートが到着して4度目の訪問。

「これで直るじゃろ」とシートを交換してスイッチON!・・・直りません(大汗)

これが今週の火曜日のこと、それからその場でしばし考えて

「もしかして基板と基板を繋いでる束線が切れてる?」 

と思ってテスターで束線の電通を調べたら、PNシートとDMシートを繋いでる8ピンの束線の5番目と7番目が切れてることが判明!

「これか!」とほんとの原因が分かって、会社に帰ってそのパーツを調べると「このパーツの供給はありません」

「マジか!?」としばし途方に暮れたんですが、ふっと閃いたんです。

パーツが無いんなら切れてるところを線で繋いだらええやん!って

この写真が内部のシートが並んでる写真で、1がPNシート・2がPUシート、3がDMシートね。

organ2.PNG

そして今日の午前中に5回目の小学校訪問をして修理開始。 

1のPNシートの5番目と7番目に線を直接ハンダ付けして

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DMシートの5番目と7番目のコネクターに線を挟み込んでスイッチON!

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やっと直りました!!

さすがに僕も同じオルガンを直すのに5回も出直したのは初めてだったんで、音量が大きくなった時には音楽室でガッツポーズをしてしまいました。

これで今度の土曜日の発表会本番に間に合いましたね。

一時は直すのを諦めかけましたが、諦めないで直すことが出来てほんとに良かったなぁと

ほんまに良かった!!

 


超忙しい時期 [楽器修理]

この時期の11月は岡山市内の小学校で学習発表会が行われるので僕の仕事は大忙しなんです。

ピアノの調律はもちろんの事、鍵盤ハーモニカ・アコーディオン・キーボード・木琴・鉄琴・小太鼓・大太鼓・ティンパニーなどなど・・・毎日いろんな小学校に行って修理の日々なんです。

そして今日も調律を終えて夕方の5時50分に会社に帰って来ると、ある小学校の音楽の先生が壊れたアコーディオンを持って僕の帰りを待っておられたんです。

「根岸さん、明日の金曜日がリハーサルで土曜日が本番なんですけど、このアコーディオンの低音に出ない所があるんで今すぐ直してください」と・・・

あこ.JPG

中を開けて見たらリードが4本外れてたんで、リードを取り付けて修理完了!


そしてもう1件、鍵盤ハーモニカの修理もありました。

こちらは真ん中のラの音が半音低い状態

中を開けて見たらリードが錆付いていました。

いち.JPG

でもこの錆を取っても音程は元には戻らないんで、リードを交換するしか修理する方法は無いんですが

この鍵盤ハーモニカは小学校では使われることの無い37鍵のものだったのでパーツも在庫が無かったんです。

こちらも今度の土曜日が本番とのことで、困り果てた根岸さん

しばらく考えて「もしかしたら32鍵のリードが使えるかも?」と大きさを合わせてみたらピッタリ!

でも右端の形が違うのでこのままでは使えません。

に.JPG

違うものは削ってしまえ!

と金鋸で端っこの不要な部分をギコギコ削ります

さん.JPG

で、完成したのがこの形

よん.JPG

錆びたリードを外して、削ったリードを取り付けて、大まかに調律したら出来上がり♪

ご.JPG

無事に土曜日の本番に間に合いましたね。

 

普段ならこんな大変な修理はしないんですが、アコーディオンにしても鍵盤ハーモニカにしても、本番の土曜日にその楽器を演奏してる子供たちの笑顔が頭の中に浮かんで来るから頑張って修理出来るんだと思います。

もしもアコーディオンも鍵盤ハーモニカも修理出来なかったとしたら、本番当日にこの楽器を使う小学生&発表会を見に来るそのお父さんお母さん&お爺ちゃんお婆ちゃん、みんなが悲しい思いをしてしまうような、そんな気がして「絶対に直してやる!」って頑張れるような気がするんです。

しかし、鍵盤ハーモニカのリードプレートを金鋸で切ったのは初めてじゃったな(笑)

上手く修理出来て良かったわん[わーい(嬉しい顔)] 

 

 

 


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